COLUMN

ARANCIATA/鉄スクーターショップガイド 03

投稿日:

旧いものでは半世紀以上前のモデルともなる鉄スクーター。
調子を維持するにも、自力で何とかするには限界もある。
そんな時に頼りになるのは、やはりプロショップの存在である。

ARANCIATA/アランチャータ

ARANCIATA/鉄スクーターショップガイド 03

レストアもチューニングも
任せられる老舗ショップ

高校生の頃、Vespaに魅せられて鉄スクーターの世界に。そんな近藤さんが代表を務めるのが東京都目黒区のアランチャータだ。長年Vespa /Lambrettaの整備・レストア・販売を手がけている同店は、販売車両を数多く在庫しているのも特徴。取材当日も店内にはVespa 50s Vintageを中心に5台、Lambrettaもシリーズ2/3で3台の車両が販売中だった。

ARANCIATA/鉄スクーターショップガイド 03
Vespa 50s Vintageは20万円台から、人気のPX200は程度上で37万円と良心的プライス。
ARANCIATA/鉄スクーターショップガイド 03
素晴らしい仕上がりのLambrettaはLi150 Series2は135万円。

「最近はVespa/Lambrettaともにベース車の仕入れすら難しくなっているんですよね」

と話す近藤さんは、一人でこの店を切り盛りしている。歴史の古さを感じさせるおびただしい量のストックパーツが整然と陳列されるピットで、ひとり黙々と作業を続けるその姿はまさに鉄スク職人と呼べるものだ。聞けば、手間のかかるフルレストアに欠かせないサンドブラスト作業もボディ含めて自ら行うというから、その拘りは相当なものなのだろう。

ARANCIATA/鉄スクーターショップガイド 03
取材当日には’68年に日本国内で新車販売されたヒストリーを持つJ125というスモールモデルの分解作業を行なっていた。こうした珍しい個体が入荷するのも同店ならでは。これから近藤さんの手で美しくレストアされるのだろう。完成が楽しみである。
ARANCIATA/鉄スクーターショップガイド 03
Luiをベースに、足周りからエンジンまでフルカスタムした1台は近藤さんの愛車。

しかし、その一方でそうして仕上げられた美しいレストア車が並ぶ傍には、現代的な手法で過激なチューニングを施したレーサーも並んでいたりするから面白い。じつはスクーターレースにも熱中していた時期があったという近藤さん。そんなバックボーンを知ってか、現在も過激なカスタムを施す車両製作の依頼も舞い込む。振れ幅の大きなショップなのだ。

ARANCIATA/鉄スクーターショップガイド 03
かつてレースに使用していたというVespaレーサー。
ARANCIATA/鉄スクーターショップガイド 03
ピットの棚にはおびただしい数のシリンダーなどのパーツが並ぶ。同店の歴史を感じさせる。
ARANCIATA/鉄スクーターショップガイド 03

ARANCIATA
〒152−0003
東京都目黒区碑文谷5-29-8-1F
TEL/03-5701-6213
営業時間/11:00〜20:00(月曜定休)
http://www.aranciata-ss.com

-COLUMN
-, , ,

Copyright© CUCUMBER MAGAZINE , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.