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スケーターの声から生まれたスケートシューズ。VANS 1976 ERA

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【VANS 50TH ANNIVERSARY】1976 ERA

スタイル#44と呼ばれたAuthenticがスケートコミュニティに広まるとともに、スケーターからのフィードバックが届くようになり、同モデルでよりスケートに適した形で改良を加えて誕生したのがEra。当時はスタイル#95と呼ばれていた。

Eraが誕生したのは1976年3月18日。Vans が設立してちょうど10 年後のことだった。このモデルの登場には、Z-Boysのオリジナルメンバーであるトニー・アルヴァとステイシー・ペラルタが大きく関与している。というのも、当時はプールスケーティングが主流で、コーピングを軸にターンする際にどうしてもテール側のシューズ(※つまり、レギュラーなら右足、グーフィーなら左足)のつま先とかかとが中心に擦り切れてしまうため、彼らは頻繁にヴェニスビーチにあったVansショップに通い、1足ずつバラで購入していたという。そうしてVansの創始者であるポールと当時高校生だったスティーブと交流を持つようになっていった。

そして、トニーとステイシーは、スケートボードに特化した“スケートシューズ”の開発を代診。柔軟な考えの持ち主でスケーターの生の声を聞いたポールは、ふたりの意見を取り入れて改良を重ねていく。

「ワッフルソールはそのままに、オレたちスケーターの独特のスタイルやアイデンティティを取り入れるように言ったんだ。かかと周りにパディングを加え、クールなカラーリングを求めた。ただそれだけだ」とはトニー・アルヴァ談。

そうして誕生したのが、Vans初のスケートシューズ、Era。ブルーとレッドの配色に、スケートシューズの証であるOFFTHE WALLのロゴがヒールにあしらわれた。これは、まさしく世界初の、スケーターによるスケーターのためのシューズである。

SLIDER Vol.28

1976 トニー・アルヴァとステイシー・ペラルタの声を取り入れて開発されたEra。当時のオリジナルのカラーリングはブルーとレッド。かかと周りにはパディングを追加。

Vans初のスケートシューズとして打ち出されたEraのアド。ヒールにはVansのスケートシューズの証であるOFF THE WALLのロゴが初めてあしらわれた。ライディングで起用されたのはステイシー・ペラルタ。

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