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【ヴィンテージグッズコレクション Vol.1 / OWEN'S BOWBILT RACER】

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Vespa(ヴェスパ)やLambretta(ランブレッタ)、そしてRabbit(ラビット)などヴィンテージの鉄スクーターにフィットする様々なアイテムを紹介する「ヴィンテージグッズコレクション」。

第1回目はスクーターにもよく似合うヘルメットをピックアップ。

OWEN'S BOWBILT RACER

60年代までモーターサイクル用のヘルメットとして世界グランプリなどレースの舞台でも使用されていたのが「お椀型」と呼ばれるハーフタイプのヘルメット。今でこそファイバーで頭と顔全体を覆うフルフェイスヘルメットが主流だが、かつてはこんなスタイルのヘルメットが主流だった。ヘルメットの歴史の変遷をたどると、飛行機乗りたちが愛用していた革製のヘッドギアを発端として、ハーフタイプ、ジェットタイプ、そしてフルフェイスと進化していく。

写真のヘルメットは90年代まで新品で販売されていた英国製「OWEN'S BOWBILT RACER」というハーフヘルメットだ。帽体はファイバー、内張はコルク、ストラップにはスナップボタンとナイロンベルトを用いる、英国式のダブルストラップを採用。ナイロンベルトの折り返しと締め付けを行う金具はアメリカ製ヘルメットのDリングとは異なるもので、英国式にはよく見られる形状だ。

サイズ調整は帽体内周に縫い付けられた革の内装に、厚みのある革バンドを出し入れすることで行うので、帽体自体は全サイズ共通。OWEN'Sの帽体は横幅が狭く、縦に長いという少し癖のあるシルエットが特徴で、好みが分かれる部分でもあるが、古き良き英国式スタイルという意味では好きな人も多いかもしれない。また、DAVIDAやCromwellのハーフタイプには、帽体に縫い付けられた革の後頭部にゴーグルストラップが付属しているが、OWEN'Sにはストラップの設定がないのも特徴のひとつだ。

90年代当時、「OWEN'S BOWBILT RACER」は東京のブルックランズが販売しており、カラーラインナップとしては、写真の「ガンメタ×シルバー」のツートンが2万6500円、単色のシルバーが2万5000円という価格だった。ちなみにツートンカラーにはこれ以外に「ブラック×ホワイト」のカラーが存在。さらに、オプションで革製のフェイスマスクも販売されていた。

photo:Kotaro Yamada
text:Ryo Tsuchiyama

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