MOTORCYCLE

【ARANCIATA(アランチャータ)】鉄スクーターショップ探訪 vol.4

投稿日:

ARANCIATA

旧いものでは半世紀以上前のモデルともなるアイアンスクーター
調子を維持するにも、自力で何とかするには限界もある
そんな時に頼りになるのは、やはりプロショップの存在である

レストアもチューニングも
任せられる老舗ショップ

高校生の頃、Vespaに魅せられて鉄スクーターの世界に。そんな近藤さんが代表を務めるのが東京都目黒区のアランチャータだ。長年Vespa / Lambrettaの整備・レストア・販売を手がけている同店は、販売車両を数多く在庫しているのも特徴。取材当日も店内にはVespa 50s Vintageを中心に5台、Lambrettaもシリーズ2/3で3台の車両が販売中だった。

ARANCIATA
レストア済みの車両が並ぶ店内。素晴らしい仕上がりのランブレッタLi150 Series2(左端)は135万円。ヴェスパも50s VintageからPX200など人気のシリーズを揃えている。

「最近はVespa / Lambrettaともにベース車の仕入れすら難しくなっているんですよね」

そう話す近藤さんは、一人でこの店を切り盛りしている。歴史の古さを感じさせるおびただしい量のストックパーツが整然と陳列されるピットで、ひとり黙々と作業を続けるその姿はまさに鉄スク職人と呼べるものだ。聞けば、手間のかかるフルレストアに欠かせないサンドブラスト作業もボディ含めて自ら行うというから、その拘りは相当なものなのだろう。

ARANCIATA
取材当日には、’68年に日本国内で新車販売されたヒストリーを持つ「ランブレッタ J125」というスモールモデルの分解作業を行っていた。こうした珍しい個体が入荷するのも同店ならでは。これから近藤さんの手で美しくレストアされるのだろう。完成が楽しみである。

そうして仕上げられた美しいレストア車が並ぶ一方で、現代的な手法で過激なチューニングを施したレーサーも並んでいたりするから面白い。過去にはスクーターレースにも熱中していた時期があったという近藤さん。そんなバックボーンを知ってか、現在も過激なカスタムを施す車両製作の依頼も舞い込む。振れ幅の大きなショップなのだ。

ARANCIATA
ピットの棚に並ぶシリンダー&ヘッド。これまで相当な台数を手がけて来たことが伺える。
ARANCIATA
ランブレッタもSeries2/3、COMETAなどを販売。店舗外にはヴェスパ純正サイドカーやランブレッタDL200など作業待ちの車両が並ぶ。
ARANCIATA
このド派手なランブレッタLuiは近藤さんの愛車。エンジンはフルチューンでチャンバーはワンオフ。相当に速いらしいが、近々新規パーツを組み込んでエンジンをアップデートする予定だとか。
ARANCIATA
近藤さんがかつてかつてレースに使用していたヴェスパレーサー。スクーターレースが盛んな欧州のレーサーのような雰囲気が漂う。チャンバー膨張室の大きさがエンジンの仕様を物語る。
ARANCIATA

ARANCIATA
〒152-0003 東京都目黒区碑文谷5-29-8-1F
phone: 03-5701-6213
open: 11:00〜20:00
close: Monday
URL: www.aranciata-ss.com

text&photo:Ryo Tsuchiyama
From WELLER Magazine vol.1

-MOTORCYCLE
-, , , , ,

Copyright© CUCUMBER MAGAZINE , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.