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【OLIO(オリオ)】鉄スクーターショップ探訪 vol.2

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旧いものでは半世紀以上前のモデルともなるアイアンスクーター
調子を維持するにも、自力で何とかするには限界もある
そんな時に頼りになるのは、やはりプロショップの存在である

鉄スクーター専門店として
多くのオーナーをサポート

東京都大田区の国道1号線沿いに店舗を構える「OLIO(オリオ)」。国産のFuji Rabbit(フジ ラビット)シリーズやMitsubishi Silver Pigeon(三菱シルバーピジョン)シリーズをはじめ、Lambretta、Vespaなど国内外のヴィンテージを扱う鉄スクーター専門店として2014年にオープンした。ショップとしての歴史は浅いが、丁寧な整備が評判を呼び、いまでは関東エリアを中心に多くの鉄スクーターユーザーを支える存在となりつつある。

都内のバイクショップとしてはかなり広い敷地には、RabbitやPigeonなど国産スクーターが数多く並んでおり、その半分近くは整備を待つオーナー車両だ。代表を務める高倉さんによれば、現在同店を訪れる鉄スクーターオーナーのうち約8割はRabbitのオーナーだという。

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代表の高倉さんは、10代の頃に手に入れた最初の二輪がLambrettaという筋金入りの鉄スク好き。そんなこともあって同店ではVespaとLambrettaの整備も得意としている。
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リアサスに空気ばねを採用するRabbit S601シリーズ。すでに補修部品の出ない車両だが、足周りのリフレッシュにも同店ならではのノウハウがあるという。

「S301、S601のオーナーさんが多いんですが、調子が出ずに困っている方も少なくありません。でもRabbitに限らず基本整備さえきっちり行えば随分と気持ちよく走れるんですよ」

とは高倉さん。当時の純正パーツはおろか、リプロパーツも少ない国産鉄スクーターであっても、エンジンや足周りに関してはベアリングやオイルシール、ブッシュ等を交換して本来の走りを取り戻せるという。国産モデルのエンジンに関してはオーバーサイズピストンの入手もままならない状況だが、他社種の流用やワンオフ作製によりリフレッシュを行うことも可能だそう。国産からイタリアンバイクまで旧車に造詣の深い店主ならではのノウハウは、これからも多くの鉄スクーターを路上に復帰させていくのだろう。

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上のパネルが外されたLambretta TVはカスタムと整備を依頼されたものだという。SMITHSメーターやチャンバーなど英国式のモデファイが加えられている。その奥はヤマハの’56 SC-1。
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ラビットといえばこれ、というほど人気のRabbit S301シリーズ。
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世界的にも貴重なヴィンテージモデルの販売も手がけるOLIO。これはイタリア本国でフルレストアされたという’57 Lambretta Model B。
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こちらはRabbit S82。こんな希少車も販売している。
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〒143-0025 東京都大田区南馬込5-29-5
phone: 03-6451-8950
open: 10:00〜19:00
close: Wednesday, Thursday
URL: olio.jp

text&photo:Ryo Tsuchiyama
From WELLER Magazine vol.1

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