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約3年間のレストアを経て現代に蘇った、40年代のSKODA最高級サルーン

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1948 SKODA SUPERB OHV

チェコの老舗自動車ブランドSKODA(シュコダ)が、約3年もの歳月を費やしてレストアした40年代の高級サルーン「SUPERB OHV」をSKODAミュージアムでお披露目した。

現在はVWグループの傘下に収まるSKODAだが、その歴史は古く、19世紀後半のチェコでその前身となる会社が創設。20世紀初頭から自動車生産を行ってきたというから欧州でも指折りの老舗ブランドなのだ。また、旧東側の自動車メーカーながら、WRC(世界ラリー選手権)へも1960年代から参戦し、長きに渡って活躍してきたことでも知られている。

そのSKODAが1930年代以降に販売していた最高級サルーンがSUPERBシリーズだ。今回SKODAミュージアムがお披露目したのは、1948年に生産されたSUPERB OHVシリーズで、1946年から1949年の4年間に生産された台数はわずか158台という超レアなモデル。現車はSKODAミュージアムが1968年に入手していたが、このたび同ミュージアムの専門チームが約3年もの歳月をかけてレストレーションを敢行。威風堂々とした当時の姿が蘇った。

1948 SKODA SUPERB OHV
3.1リッターの直列6気筒エンジンを搭載するSUPERB OHV。全長5m超の大柄で優雅なボディは40年代当時の高級サルーンといった出で立ちだ。
1948 SKODA SUPERB OHV
写真右端はSKODAミュージアム所蔵の1930年代のSUPERB。左端は現行のSKODA SUPERB iVと呼ばれるプラグインハイブリッドモデル。2019年はSKODAが「SUPERB」という名の高級サルーンを世に送り出してから85周年に当たる。

今回お披露目されたSUPERB OHVを含め、ヒストリックな車両はチェコにあるSKODAミュージアムにて展示されている。チェコの自動車ブランドがどんな歴史を歩んできたのか。チェコ観光の際には足を伸ばしてみてはいかが?

SKODA MUSEUM
tř. Václava Klementa 294, 293 60 Mladá Boleslav, Czech

photograph:SKODA
text:Ryo Tsuchiyama

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