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バスやトラック、ゴミ収集車にトランスフォーム!? 北欧「スカニア」が発表したコンセプトビークル

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SCANIA NXT

スウェーデンのトラック・バスブランド「SCANIA(スカニア)」。日本ではあまり馴染みのないブランドかもしれないが、大型のトラックやバスの分野では世界トップ3に入るほどで、近年は日本でもSCANIA製のトラックやトレーラーヘッドの姿を見かけることも増えて来ている。そんなSCANIAが先ほど次世代アーバンビークル「NXT」を発表した。

全面ガラス張りのようなデザインが目を引くNXTは、次世代の都市交通・輸送のあり方をSCANIAのビジョンで表現したコンセプトモデルだ。

SCANIA NXT

このNXTは、自動運転が可能なEVとして開発されているが、最大の特徴はモジュラーシステムを採用することで、バス、トラック、ゴミ収集車として車両の形態を変化させられることにある。その仕組みはとてもシンプルなもので、電動ユニットを収めるシャーシと、様々な形態のボディを分割方式とし、用途に合わせてウワモノのボディを付け替えるというもの。このシステムにより、日中はバスやトラックとして利用、夜間はゴミ収集車として利用することが可能だという。

SCANIA NXT
専用ボディを架装するだけで、すぐに別の車両に変形できるモジュールシステム。用途別に車両を用意する必要がないこのシステムはたしかに合理的だ。
SCANIA NXT
こちらはバスユニットの試作ボディ。
SCANIA NXT
前後の車軸&シャーシユニットは取り外し可能。このシャーシに筒型の大型バッテリーやモーターユニットが搭載されているようだ。
SCANIA NXT
NXTのバス仕様
SCANIA NXT
NXTのトラック仕様。
SCANIA NXT
NXTのゴミ収集車仕様。いずれも前後車軸&シャーシは共通ユニット。
SCANIA NXT
洗練されたデザインのトラック・バスを数多く手がけるSCANIA。NXTのデザインにもSCANIAらしい未来感が盛り込まれている。
SCANIA NXT
デジタル全盛の時代だが、デザインの現場ではいまだにクレイモデルを使用しているようだ。
SCANIA NXT

近年は自動運転や電動化の動きがめまぐるしい自動車業界でも「サステイナブル=持続可能性」は大きなテーマだ。SCANIAのNXTには、現在はまだ実用化されていない技術も盛り込まれているそうだが、NXTで示した彼らのビジョンが現実のものとなる日も、そう遠くはないはずだ。

photo:SCANIA
text:Ryo Tsuchiyama

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